frame or texture ?

2001年9月24日
久しぶりにDVDを観る。

"BLOOD The last vampire"

"The CELL"

内容については、
まぁ、、、てけとうに調べてもらえれば
いいと思いますが、
まず、私が見ながら考えたことをば。

それは
フレームとテクスチャーのどっちが得意?
ってこと。

これは、主に BLOOD を観ながら
考えたんだけども
作品にストーリーってのがあるけども
その作品らしさ、その作品の世界観ってのは
必ずしも
ストーリーだけで構成される
ものではない。

むしろ、映像そのもの、
カメラワークだの照明だの映像中の小物だの
そういった細々したものが
作り出していることの方が多い。

なにかしらのモノ(コト)をつくっているひとは
そういった細々したことの重要性を
意識的無意識的に関係なく
知っていて、使っていると思う。

ただ、ふっとこれを他の分野に当てはめたときに

ストーリーという、全体の流れや骨格
つまりは、フレームの構成を得意とする人

映像そのものという、細部に配置されるもの
つまりは、テクスチャの作成を得意とする人

ってのがいるんじゃなかろうか、、、
と考えたわけです。

フレームの構成を中心に考える人がいる一方で
テクスチャにこだわってクオリティを
あげていくような人もいる、
ということです。

で、私はどっちかな?と考えると
明らかに、フレーム派だなぁ、、、と。
テクスチャは作れないな、と思った。

--------------
でもって、
主に、"The CELL" を観て思ったこと、
というよりむしろ
劇場版の予告編が
米国(国際)用と日本用で異なっていることが
一番面白かった。

アメリカバージョンだと
夢の中にダイブした後の、
深層心理を表現したような映像(技術)を中心に
紹介しようとしているのにたいし、
日本バージョンだと
「羊たちの沈黙」とかのサスペンスものとして
紹介しようとしている。

日本だとどうしても
「映像」よりも「サスペンス(劇場)」の方が
客を呼べてしまう、ってのがあるんだろうなぁ
「羊たちの沈黙」も受けたしね。

でも、まぁストーリーは置いといても
映像だけでも観る価値あるなぁ、とは思った。
今日び、この程度の映像は
めずらしくないのかもしれないが、、、

あっ、映像に関しては、BLOOD の方も
それだけでも観る価値ありです。

、、、、ただ一点だけ
"The CELL" について言いたいことがある。
言いたいことというよりもむしろ
観てしょっぱなに思い出したこと、
とでもいおうか。

心にダイブするために
臙脂のスーツを着るのだが、
そのスーツを見て、、、、

「あっ、サナギマンだ、、、」

、、、、って
分かる人少ないだろうなぁ、、、きっと。

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